給水管更生ライニング工事
見えないパイプの中で異変が起こっています!
「赤水がでる」「水の出が悪い」「漏水事故」このような状態は給水管の危険信号です。
配管内部に発生している錆が原因で赤水が出ます。その錆によって水の出が悪くなるのです。しかも、老朽化が原因で配管の腐食が起こり漏水事故が発生し、配管の更新工事が必要となり、負担増となります。
パイプは建物の動脈。
パイプ内のコレステロールを取り除き給水管ライニング工法で延命を図りましょう。
ライニング工事では、パイプ内部のサビや汚れを空気流と研磨剤で除去し、
樹脂塗料をもちいてパイプ内部に均一な塗膜を形成します。
入念な調査診断で判明したパイプ内部のサビ等の汚れ。
高速の空気流と研磨材によりパイプ内部を2方向研磨しサビを除去。
脈動空気流で、パイプ内部に樹脂塗料の塗膜を形成。(2回ライニング)
工程フローチャート
STEP 01準備工程
・配管の調査診断
・施行計画の作成(工程表・工事説明書・施工管理組織表・断水のお知らせ等々・・・)
STEP 02作業工程
・機材の搬入
工事に必要となる機材等の搬入を行います。
エアコンプレッサー
オイルミット
エアーヘッダー
研磨剤
ライニング材
脈動流計量装置
・仮設給水管の設置(共有部)
工事中の代替となる仮設給水管を共有部に設置致します。
・研磨工程(共用部)
共用配管<立本管・横引き管>圧縮空気に硅砂を混合し高速で圧送。 → 管内乾燥 → 漏洩検査
・ライニング工程(共用部) 2液タイプの無溶剤型エポキシ樹脂塗料をライニングマシンにより適正混合比(主剤:硬化剤)でミキシングし、搬送 → ノズルをライニングガンにセット。塗料を適性流量で管内へ圧送します。
共用配管<立本管・横引き管>圧縮空気に硅砂を混合し高速で圧送。 → 管内乾燥 → 漏洩検査
STEP 03共用配管完了後、各戸専有部の工程へ
・仮設給水管の設置(専有部)
共用部と同様、専有部の工事時にも代替の給水管を設置致します。
・研磨工程(専有部)
専有配管<枝管>圧縮空気に硅砂を混合し管内に高速で圧送。 → 管内乾燥 → 流量測定(施工前) → クリーニング → 管内洗浄 → 流量測定(施工後)
サンドマシーン
サンド加速器
・ライニング工程(専有部)
2液タイプの無溶剤型エポキシ樹脂塗料をライニングマシンにより適正混合比(主剤:硬化剤)でミキシングします。搬送 → 圧力測定(施工前) → ノズルをライニングガンにセットし、塗料を適性流量で管内へ圧送 → 圧力測定(施工後) → 乾燥を行います。
ライニングマシーン
・その他ご確認
量水器廻りの給水管は、更新工事となります。
STEP 04工事完了・検査工程
・仮設給水管の撤去及び機械、廃材の搬出
・検査確認(塗膜の硬度検査・ピンホール検査・膜厚検査・水量、水圧検査)・水質検査