新聞やテレビで入浴施設などでのレジオネラ属菌の感染が問題となっています。
レジオネラ属菌は入浴施設や給湯などでの清掃や消毒を怠ると大量に増える性質があり、汚染された水やそのエアロゾル(霧状の微粒子)が飛散し、口や鼻から入ると感染してしまいます。
特に、お年寄りや乳幼児、病気等で抵抗力が落ちている人などに感染すると、発熱や重い肺炎を引き起こし、命にかかわることもあります。
このような感染を防ぐためには、浴槽の清掃だけでなく配管も含めた循環水系統全体の定期的な洗浄・消毒が必要です。
薬品投入中
洗浄中
レジオネラ属菌予防メンテナンス工程
洗浄作業
1.薬剤(PCトレスA剤)投入
2.30分程、管内循環洗浄
3.薬剤(PCトレスB剤)投入
4.60分~80分程度、管内循環洗浄
5.薬剤(PCトレスC剤)投入し中和させる
薬品洗浄後
1.中和循環洗浄後、洗浄水を排水し浴槽内の汚れを洗い流す
2.湯を張り込み5~10分逆洗した後、15分~30分循環させ清水になるまで繰り返す。
3.塩素(次亜塩素酸ナトリウム)投入
4.ヘアキャッチャーの清掃も行います(清掃前)
(清掃後)
5.消毒完了です。清潔になりました。